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代表挨拶

一人一人が社会の未来を創り出しています。

あなたに出来る事は何ですか?

私たちと一緒に、自らも楽しみながら
できる範囲の社会貢献をしていきましょう!

2002年5月の公園美化ボランティア活動に日野紀子と寺田和美の2名がグループボランティア参加を日系コミュニティによびかけ、約40名の方々と活動したことをきっかけに、NY de Volunteer(ニューヨークでボランティア NYdV)は、組織化されました。活動趣旨は、社会貢献活動の啓発と日米の相互理解推進。2003年に501(c)(3)IRS Statusの非営利法人として国税局から認定を受けました。

アメリカでは普通の事なのに対し、まだまだ日本人にはなじみの薄いボランティア。それを「どうすればボランティアを身近な行動として感じてもらえるか?」「どうすればボランティアを生活の一部に自然に取り入れられるようになるのか?」、NYdVスタッフは考え続け、そして走り続けてまいりました。

私達の1つ1つの活動は決して派手なものではなく、こつこつと小さな感動や心豊かな時間の共有を生み続けるものです。その継続によって啓発活動が実現できると、私達は強く信じております。

人と人との付き合いが希薄な現代社会では、助けが必要な人も放っておかれます。だから、誰かが自発的にやらなくてはなりません。そこで、様々な非営利団体が問題解決に挑みます。そして、ボランティアが必要になるのです。

どんなに小さなことでも、かかわるということに大きな意味があり、一人一人の行動が結集することで大きな助けとなり、それが社会に反映していくのです。ボランティアは決して一方的に「やってあげる」ものではなく、互いに与え合う「Give & Give」が成り立つものです。ニューヨークという厳しい大都会で利害関係なしに人とのつながりを感じることは、人々の心を潤します。

一人一人が周りの人を大切にし合い、自分の夢をもち、幸せを感じることができれば、世の中はもっと良くなるはずです。今後も、団体の活動を通じて、より良い世の中をつくっていきたいと願ってやみません。

ニューヨーク在住の出身国別の調査にもありましたが、日本人は一般的に英語力に障害がある人が多いながらも、教育レベル、経済レベルが高いそうです。

弊団体ではじめてボランティアをされる方は、みなさん英語ができないとかなり心配され、特別 なスキルがないと恐縮される方が多いのですが、実際の仕事ぶりといったら、それは素晴らしいものです。日本人ボランティアは、当日の参加率がよく、仕事が丁寧で、礼儀正しいと、どの団体からも非常に喜んでいただいています。 もちろん、英語力は高い方がボランティアもしやすいと思いますし、できるボランティアの幅も広がります。でも英語が初歩レベルの方々が実際にボランティアに挑戦していく過程で気づいていくこともあります。

それは、英語はコミュニケーション手段の一つにすぎないということです。助けが必要な人のために役立ちたいという、相手を思いやる気持ちが、英語力よりも何よりも尊いのです。その思いは必ず伝わるものです。受益者の方々は、アメリカに来てまだ間もない日本人がニューヨークの為に貢献しようとする姿勢に心から感謝してくださいます。アメリカ生活にまだ慣れず、自信を失いかけていたボランティア参加者は、受益者からの「ありがとう!」の言葉から自分の価値を見直すきっかけをつかみ、結局、自分が元気づけられることもあります。自分の目標達成のために厳しいニューヨーク生活を送る中、気を新たにまた頑張っていこうと前向きになっていきます。

幸せとは何か、さまざまな価値観を持つ人々とどう助け合いながら生きるか、人間の価値とは何かを追求し、政府やNPOなどの公共機関に任せるだけでなく、市民一人一人が、自分で出来る範囲で、自発的に社会貢献していく世の中が作れたらと、微力ながらも日々活動しております。

このように2002年より活動を継続できたのは、みなさまのボランティア参加やご寄付の支援があったからこそ、可能になるのです。皆様のご支援に、心よりお礼を申し上げます。今後とも、変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。



NY de Volunteeが委託運営する
NY市公式「異文化理解推進」学童保育教育プログラム
"Explore Japanese After School Program"


NY de Volunteerでは、今年も子ども達に日本文化を伝えていく、Explore Japanese Cultureアフタースクールを実施します。このプログラムは、単なる日本文化紹介にとどまらず、いわゆる貧困層にあって、小さな限られたコミュニティに生まれ育った子ども達に対して、広い世界への第一歩を踏み入れる機会を提供しています。

子ども達はすべての大人にとって、未来の希望です。どんな環境に生まれようが、すべての子供達が将来の夢を持って育つ権利があるべきだと信じます。

実際に、このプログラムで出会う子ども達の元気一杯の笑顔は、何よりの宝物です。しかしながら、私たちが触れ合っている子ども達の多くは、両親共に刑務所にいるからなどの理由により里親に育てられるなど厳しい環境の中で育っています。ティーンエイジャーになると、学校をドロップアウトし、ギャングの組織に入る子どもや、妊娠してシングルマザーとなったために進学を諦める子どもが多いのが現状です。

小さなコミュニティで生まれ育った子ども達の周りには、大学に進学したり、コミュニティの外で安定した職を得るなどした、いわゆる「ロールモデル」となる大人がなかなかいません。そのため、彼らの住むコミュニティの外には、異なる世界が開けていて、そこには彼らの住む世界の常識以外の価値観があり、様々な人生の選択肢があることを知る機会がないのです。

実際に、NY市がNY de VolunteerのExplore Japanese Culture After School programを公式プログラムに取り入れたのは、こういった限られた世界で育つ子ども達が異文化を体験することで、新たな世界を知ることが重要だと考えたからで、NY市としても初めての試みでした。

地球の裏側にある、地図でどこにあるかもピンとこない東洋の日本。「お寿司は食べた事があるけど、アジア人ってみんな中国人じゃないの?」などという子ども達の素直な疑問の数々。今まで日本人とは直接会った事もなかったし、全く未知の日本の暮らしや文化。

それらを体験する2ヶ月のプログラムが終了したときには、子供達が夢を語ってくれます。「日本が大好きになった!もっと日本に詳しくなって将来は、日本の事を子供達に伝えたい!」、「将来は、英語の先生になって世界の色んな国に住んでみたい!」など、今まで彼らの中に存在することのなかった、『世界』が夢になりました。一つ新しい世界を知った子ども達はこれからも楽しんで違う世界を探検していくでしょう。

 これまで、数百人の子ども達がこのプログラムに参加してきました。今はまだ、彼らに新しい世界の扉を示しただけに過ぎなくても、この体験が芽を吹き、花を咲かせ、大きな実となるよう、これからもこのプログラムを継続し、充実させ、より多くの子ども達にこの体験をしてもらいたいと考えています。 

実際に活動に「ボランティア」参加していただける方、財政面でプログラムの継続を「寄付」で御支援くださる方、どちらの方も貴重な「社会貢献」です。子ども達に大きな「!」と夢を与える種を一緒に植えてみませんか??

どうぞ、御協力よろしくお願いいたします。

日野紀子


日野紀子プロフィール
東京都出身。1967年生まれ。日本ではイベント制作会社勤務。1993年に渡米。米系IT企業にてウェブデザイナー、アートディレクターとして勤務。2002年に非営利法人「NY de Volunteer 」(ニューヨークでボランティア)を設立、現在団体代表。

社会貢献活動推進と国際相互理解推進を目的に、日本人の特性を生かした独自企画を斬新な発想で精力的に拡大し、ニューヨークの街で、教育、医療、環境、など幅の広い社会貢献活動を700回以上実施し、ボランティアに縁遠かった日本人に呼びかけ、約7000人動員。 存在感が薄いと言われる日本人コミュニティの社会貢献をニューヨークの地元社会に強くアピールした。

2007年からは『地元の子供達へ異文化理解推進・日本文化紹介放課後企画』をNY市の公式プログラムとして通年運営している。ニューヨークの教育問題へユニークな方法で取り組んだその企画力や強力なリーダーシップが高く評価され、NY市より功労賞を3回受賞。

内閣府国民生活局「生活達人2005」や TV局NY1『New Yorker of the Weeker』にも選出された。

コロンビア大学The Institute for Not-for-Profit Management Program修了。

企業との連携企画としては、企業がNPOに寄付するだけの関係にとどまらずマーケティング戦略として活用する「ビジネスーNPO」間のコラボレーション企画のリサーチ代行、企画立案を行う。

TV、新聞、雑誌などメディア掲載回数100回以上。大学、行政、企業を対象に講演実績多数

講演実績 「人材の可能性を最大限に引き出しすべての人がHappy!な関係を構築する」
「『心』をつかむ『戦略的』社会貢献〜ソーシャルマーケティングを学ぶ〜」
「リーダーシップとコミュニケーション」
「日米ボランティアマネージメント事情」
「地域社会参加」
「NYのNPOで働くという事」
「多文化社会 NY とボランティア」
等をテーマに、企業、NPO、大学などで実績多数。
■ TV出演実績: PBS Asian American
NY1 “New Yorker of the week”
NHK Cool Japan New York Special
NHK 地球アゴラ
■活動表彰: NY市より 『Volunteer of the Year 2011』受賞
NY市より 『Volunteer Appreciation Award2010』受賞
NY市より 『Distinguished Honorees2007』受賞
内閣府国民生活局 『生活達人2005』選出
TV局NY1『NYer of the Weeker』 選出
■ 会員: NY総領事館『海外安全協議会
NY総領事館『医療支援ネットワークJAMSNET』委員
ABPS (Alliance for Business Professional Services)会員



朝日新聞掲載



週刊NY生活掲載




NY1掲載
 
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